顔のケアを専門に施術するのがフェイシャルエステサロンです。
ここでは施術によって毛穴を引き締め、肌のコンディションを整えることで、顔のコンディションの改善が期待できます。

 

もちろん、顔のたるみにも施術を試みることが可能で、痩身したのに顔だけたるんでいるといった方にリフトアップを施すこともあります。
しかし、具体的にどのような施術で改善を狙うのか分からないという方も少なくありません。

 

そこで今回は、フェイシャルエステでどのようにしてたるみの施術をするのかについて解説し、フェイシャルエステでたるみの施術を受けるメリットや注意点についても解説します。

 

フェイシャルエステでたるみを施術する方法

フェイシャルエステによってたるみを施術する方法は異なりますが、主な施術内容として次のようなものが挙げられます。

・マッサージなどの手技
・光フェイシャル
・EMSフェイシャル
・ラジオ波

 

これらについてみていきましょう。

 

基本はマッサージなどの手技

フェイシャルエステでたるみの施術を受ける場合、どのようなサロンでも必ず行われるのがマッサージなどの手技です。
オイルやクリーム、美容液などを使って顔のたるみを引き締める施術をしていきます。

 

ただ、サロンによって、その方法や施術する時間が異なるので、一概にどのような施術とは言い切れませんが、たるみに対して行うフェイシャルエステの代表的な施術です。

 

肌に電気を流してたるみを改善するEMSフェイシャル

EMSフェイシャルは肌に電気を流すことで筋肉を動かし、血行の促進を狙う施術です。
筋肉が電気で動かされるので顔の筋肉によって水分を全身に押し出してくれるさ用が期待できます。

 

さらにEMSは電流を変化させながら顔の深部へ入り込むエムキューブ波と呼ばれる電気の仕組みによって、たるみの原因を深部からアプローチできる美容機器でもあります。

 

たるみを改善する顔の体操などがありますが、体操で自分の顔の筋肉を動かすよりも筋肉を動かせる機器です。

 

光フェイシャルで顔の肌の環境が良い方向へ

光フェイシャルはレーザーよりも優しい光のIPLまたはLEDを顔に照射する美容術です。
しみやくすみ、そばかすなどのトラブルに対してアプローチできるのが特徴です。

 

広範囲に施術できる点が美容機器で、クリニックのものよりも出力が小さく、肌へのダメージも、より少ない点も魅力と言えます。
直接たるみへ行う施術ではありませんが、美肌効果など肌にポジティブな影響が期待できるので、たるみの施術であわせて行うことの多い方法です。

 

血行の促進あ期待できるラジオ波

ラジオ波は高周波とも呼ばれる電気の波を言います。
人体に影響を与える恐れのない電磁波を指し、それでいて顔に照射すると血行も促されて顔がポカポカしてくるのが特徴です。

 

顔の血行が促されることで、たるみの原因である血行やリンパの流れの停滞改善が期待できます。
マッサージなどの手技と組み合わせることで、より効果の期待できる美容機器です。

 

フェイシャルエステでたるみの施術を受けるメリット

フェイシャルエステでたるみの施術を受けるメリットとして次の点が挙げられます。

・リラックス効果が期待できる
・時間はかかるものの肌へのダメージが少ない
・比較的安価

 

まず、フェイシャルエステはとにかくリラックスできます。
リラックスできる空間や落ち着いた施術の流れによって、日ごろの疲れを癒しながらたるみの施術が受けられます。

 

美容クリニックのように即効性は少ないものの、急激に顔の状態を改善していくわけではないため反動が少ないのもメリットです。
急激なたるみの改善は、肌にダメージや負担を与え、それが肌トラブルの原因になってしまうことも少なくありません。

 

フェイシャルエステでは、そういった反動が少ないのも魅力です。

 

施術の費用も美容クリニックよりも安価で、お財布をそこまで気にせずに施術が受けられます。
サロンにもよりますが、多くのサロンでは一度に何万円もかかるわけではないので、お小遣い程度の負担で通えるのもメリットです。

 

これらのポイントがフェイシャルエステでたるみの施術を受けるメリットとして挙げられます。

 

フェイシャルエステでたるみの施術を受ける注意点

フェイシャルエステを受ける際に注意点もいくつかあり、それは次の点です。

・たるみ改善まで時間がかかる
・施術方法が限られる
・万が一のトラブル対応がすぐできない

 

まず、たるみ改善まで時間がかかります。
美容クリニックでは数ヶ月で改善できる、あるいは手術のリフトアップで即日改善できるといったケースも期待できます。

 

一方、フェイシャルエステではそこまで劇的な変化が期待できません。

 

次に施術方法が限られます。
医療免許を持っているエステティシャンはほとんどいないため、医療機関で利用できる強力なたるみの美容機器が利用できません。
また、大掛かりな装置も導入できないので、どうしてもできることが限られてしまうのもデメリットです。

 

最後に肌トラブルが万が一起こってしまった場合、提携するクリニックを紹介するなどワンクッション入ってしまうのも不便な点といえるでしょう。
頻繁に起こることはありませんが、万が一が気になる方にはデメリットを感じるかもしれません。

 

たしかにいくつかデメリットがあるものの、そこまで問題となるようなデメリットではないので、フェイシャルエステでもじゅうぶんたるみの施術を受けられます。

 

特に施術をうけつつ、たるみの改善以外にリラックス効果など、プラスアルファの効果を体験したいという方にフェイシャルエステはおすすめです。

 

まとめ

今回はたるみについてお話ししました。

 

顔のケアを専門にするフェイシャルエステでは顔のたるみにも施術しています。

 

たるみをマッサージや各種美容器具などを使うメニューによってたるみを取るだけでなく、小顔効果も期待できるので、多くの方が利用しているのも特徴です。

 

今回紹介した施術方法が気になる方は、一度フェイシャルエステでたるみを相談してみましょう。

きっと、さまざまな施術やアドバイスでたるみの改善が期待できるはずです。