顔のエステを専門とするフェイシャルエステサロンでは、小顔効果を狙った施術もメニューに掲載しているところが少なくありません。
顔の肌の状態をケアしつつ、マッサージなどでリンパの流れにアプローチし、むくみや顔の筋肉を引き締める施術も得意としています。

 

しかし、どのような仕組みでそういった効果を狙っているのか気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はフェイシャルエステによる小顔メニューの仕組みについて解説します。

 

フェイシャルエステで小顔効果が期待できる仕組みは？

フェイシャルエステは施術によって小顔効果が期待できます。
ここでは、その仕組みやフェイシャルエステの小顔メニューの内容について解説しましょう。

 

フェイシャルエステで小顔効果が期待できる仕組みは？

フェイシャルエステで小顔効果が期待できる仕組みとして、リンパの流れの改善や筋肉のリラックス、さらにメイク指導などが挙げられます。

 

リンパの流れを施術によって狙っていき、むくみ状態の改善を試みます。
そのまま筋肉をほぐすことで筋肉がきちんと機能し、たるみなどの改善が期待できるのです。
このように、むくみ、たるみの改善を狙いうことによって小顔効果が期待できる仕組みです。

 

さらに小顔効果が期待できるメイクの指導などを行うこともあり、これも小顔効果を狙った施術ができる仕組みとして挙げられるでしょう。

 

フェイシャルエステでどのような施術で小顔効果が期待できるの？

フェイシャルエステでは、小顔メニューとして次のような施術を行います。

・スポンジワーク
・タオルワーク
・ハンドマッサージ
・美容機器の使用

 

まず、スポンジワークは残った化粧などを取り除くスポンジによるふき取りです。
これがマッサージ効果も期待できるので小顔効果を狙った施術に利用しています。

 

タオルワークはフェイシャルエステの特徴的な施術です。
タオルに美容成分をしみこませて、温度も調整して顔に密着させます。
温めたタオルで結構改善を狙ったり、タオルをうまく心地よいレベルで引っ張ったりといった施術で顔の引き締めを狙うこともあります。

 

ハンドマッサージは、フェイシャルエステのメインの施術です。
こちらはサロンによってテクニックが異なるもの、ダイレクトにリンパや肌の改善効果を狙った施術を行っています。
たとえば、目じりや頬、口角部分をアプローチし、人によっては二重あご部分も引き締めるような施術を試みます。

 

サロンというとこれまで紹介してきた施術がメインですが、実際は美容機器を使用した積極的な施術を行っているケースも珍しくありません。
美肌効果が期待できるものだけではなく、顔を引き締めるようなトリートメントを試みるような美容機器も利用しています。
この点はフェイシャルエステサロンによってかなり異なるので、ホームページなどで確認するのがおすすめです。

 

フェイシャルエステの小顔メニューと小顔矯正との違いは？

フェイシャルエステの小顔メニューと似ているのが整体などで行われている小顔矯正です。
ただ、それらの違いとして次のような点が挙げられます。

・重視する組織の違い
・目的の違い

 

これらが主な違いです。

 

重視する組織の違い

いずれもアプローチする場所は似ていますが、フェイシャルエステと整体との違いとして挙げられるのが狙う組織の違いです。

 

フェイシャルエステの場合は、さきほど紹介したように主に表層リンパや真皮、表皮などの皮膚の部分です。
もちろん筋肉なども狙いますが、主に美容を目的としているための施術になっています。

 

一方、整体では主に筋肉の構造や骨格、自律神経、血液循環を重視した施術を行っています。
これによって顔を引き締めた施術になっているのが特徴です。

 

このように組織についても、表層部分がフェイシャルエステ、深い部分が整体といったようなすみわけができているといえるでしょう。
もちろん、それぞれ、全体的にアプローチするので、目的以外の組織についても良い効果が出るような施術をしています。

 

目的の違い

さきほどの組織から分かる通り、フェイシャルエステと整体では目的が異なります。
確かにいずれも小顔効果を狙っていますが、フェイシャルエステは、より美容面を、整体は機能面を狙った施術を目的にしています。

 

フェイシャルエステでは、メイクのノリや顔の印象を重視した施術を行い、美容面の改善を狙っていくのがメインです。
一方、整体は筋肉をアプローチしつつ、結構の改善も狙っていくことで、むくみにくい顔や食事で噛みやすくするといった目的を目標に施術しています。

 

このような目的なので、いずれも小顔が最終目的ですが、むくみが気になる場合は整体、肌のコンディションを重視したい場合はフェイシャルエステといった使い分けをするのもポイントといえます。

 

フェイシャルエステは施術後どのくらい続くの

フェイシャルエステを受けると施術後にかなり変化が期待できます。
ただ、気になるのが持続期間です。

 

多くのフェイシャルエステでは1週間程度が目安とされています。

 

継続することで持続期間が伸びる可能性もある

ただ、定期的にフェイシャルエステを継続して受けることによって、その持続時間が長くなることも期待できるでしょう。

 

もちろん、自分で判断するのではなく、担当のエステティシャンの方に肌の状態を確認してもらいながら、その状態をチェックしてもらうことで、より適切な感覚が分かるようになります。

 

まずは、フェイシャルエステサロンで小顔メニューの施術を受けて、どのくらいの頻度で通えばよいか、サロンで確認するのがおすすめです。

 

まとめ

今回はフェイシャルエステによる小顔メニューの仕組みについて解説しました。
フェイシャルエステでは表層のリンパやその下にある真皮などの組織をハンドマッサージや専用マシンでほぐします。

 

これによって血行やリンパの流れにアプローチして、顔の筋肉をほぐし、むくみの解消やたるみの改善が期待できるとされています。

 

今回紹介した方法以外にもさまざまなアプローチで小顔効果を狙っているサロンも多いので、気になる方は一度フェイシャルエステサロンに連絡してみましょう。