背中ニキビの原因となる食べ物

背中ニキビができる原因として食べ物によって皮脂の分泌が過剰になったり、

毛穴が詰まる事で出来やすくなる事がありますので、背中ニキビができやすい方は食事にも注意が必要です。

肌に良い食品でも摂り過ぎると逆効果になる場合もありますので気をつけましょう。

 

・肉類、脂分(バターなど)

皮脂分泌が過剰になりやすい食べ物としては、主に肉類、脂分(バターなど)の脂っこい食べ物が挙げられます。

特に鶏肉、牛肉、豚肉や揚げ物などの動物脂肪は血中の脂肪を上げるため皮脂分泌が過剰になります。

 

・炭水化物

ラーメン、パスタ、そば、うどん、白米、おもちなどの炭水化物は消化する際に体内でブドウ糖に分解されます。

分解されたブドウ糖は、脂肪として体内に蓄積されるだけでなく、

皮膚においては脂質として分泌されることが多くなり、これがニキビの原因となります。

 

・香辛料

カレーやエスニック料理などのスパイシーな食べ物は皮脂腺を刺激し皮脂分泌を活発にしてしまいます。

 

・チョコレート

チョコレートは、脂質と糖質が大量に含まれており皮脂分泌を促進する為、ニキビの原因となります。

他にも皮膚表面を固くしてしまうので、毛穴詰まりも起こしやすくなります。

 

・海藻類

昆布やわかめ、のりなどの海藻類にはヨウ素が含まれており、ヨウ素は皮脂腺から排泄されるため、

多く摂りすぎてしまうと毛穴が詰まりやすくなりニキビができやすくなります。

 

・カフェイン

程よい量であれば肌にも良いと言われているカフェインですが摂りすぎてしまうと胃に刺激を与え、

荒れる事でニキビの原因になります。

 

・お酒

糖分が多く含まれているお酒は、摂りすぎてしまうと皮脂分泌を抑制するビタミンB2を多く消費してしまう為、

皮脂を増やしてしまいます。

 

・添加物

スナック菓子やレトルト食品、ファストフードなど添加物が多い物は、

身体の中の活性酸素を増大させ、肌荒れや背中ニキビを作る原因になることもあります。

 

背中ニキビの原因となる生活習慣

背中ニキビのできる原因は生活習慣や環境が大きく関係しています。

 

・シャンプーやリンスなどの洗い残し

髪の長い女性は特に洗い残しが背中につきやすく、背中ニキビの原因として悩まされることが多いです。

市販の化学成分が多く含まれているシャンプー＆コンディショナーの場合、

背中に毛穴を詰まらせる原因のコーティング剤などの成分が洗い残しとなって付着し、

背中ニキビの原因になるのでしっかり洗い流さないといけません。

 

・ボディーソープ

合成界面活性剤入りのボディーソープは強い洗浄力があるので、逆に身体の皮脂をとりすぎるケースが多く、

背中などがカサカサし、特に冬場は痒みが出たりします。

これも肌の角質を固くし、刺激になってニキビの原因になります。

ボディータオルもナイロンなどの刺激の強い物は避けてコットンやシルクなどの自然な繊維をお勧めします。

 

・睡眠不足やストレス

ストレスがたまり、睡眠不足になると自律神経が乱れ、ホルモンのバランスが崩れてしまいます。

ホルモンバランスが乱れてしまうと汗腺から皮脂が多く分泌され、毛穴が詰まりやすくなるため背中ニキビだけでなく、

胸や顔全体にもニキビができやすくなってしまいます。

 

・生理

女性の場合、生理周期にあわせてホルモンバランスが変化します。

生理周期の後半に入ると皮脂分泌を盛んにする作用がある黄体ホルモンが多くなります。

その為、自然にニキビも出来やすくなってしまいます。

 

・洋服

背中は汗をかきやすく皮脂分泌が過剰な部位です。

洋服を着ていると通気性も悪い為、雑菌が繁殖しやすく背中ニキビができやすくなります。

また、洋服と背中は密着している為、摩擦などによって炎症が広がる可能性もあります。

 

・紫外線

背中ニキビと紫外線は、あまり関係ないようで実は大きく関係するようです。

たとえば、背中が見える海やプールなどで紫外線を浴びると角質が厚くなります。

厚くなった角質は毛穴をふさぎやすくなってしまいます。

毛穴がふさがる事で背中ニキビができやすくなります。