ホットストーンセラピーと言う言葉をご存じでしょうか。
これは和訳すると「石熱療法」と言います。
温めた石を体の上や下、そして顔に置いてマッサージをするという物なのですが、
これが思いのほか効果があると今話題です。
NYのセレブの間で話題となり今は世界的なブームになりつつあるセラピーなんです。
ではその施術方法と効果について幾つか書いてみたいと思います。
ホットストーンに使うのは玄武石
ホットストーンは45度くらいの玄武石と言うのを使います。
もちろん普通の石ではありません。
玄武石と言うのは火山岩の一種です。
玄武石は元々は石垣や庭石などに多く使われています。
ではなぜ玄武石がいいのかと言うとこれは火山岩の一種からかもしれませんが、
マグネシウムや鉄が含まれていて保温性が高いという特徴があります。
なので普通の石だとすぐに冷えてしまって使い物にはなりませんが、
玄武石は高い保温効果があるので施術中ずっとぽかぽかでいられるのです。
ホットストーンセラピーの施術方法
アロマトリートメントを使い体や顔をハンドマッサージするという方法です。
その際に玄武石を載せて石がツボを押すのと言うのが最大の特徴です。
確かにエステティシャンの手でも高いトリートメント効果が得られます。
ただ人の手と言うのは最初は冷たいものです。
マッサージしていくうちにだんだん温まる。これが通常でしょう。
ただホットストーンセラピーは
エステティシャンも自分の手の上に玄武石を載せてお客様にマッサージしていきます。
こうすれば最初から暖かい状態でお客様に施術することが可能になるので
高いリラックス効果を生み出します。
ホットストーンセラピーの効果
ホットストーンセラピーの最大の効果は新陳代謝の促進です。
ホットストーンセラピーの施術中はじんわり汗をかくようになります。
これは血行が良くなって体に血液が活発にめぐっている証拠です。
サウナとは違い急激に温度が上がるわけではないので、体にも負担がかかりません。
人の手のマッサージでも汗をかくほどの効果のある人はいますが、
冷え性の方にはそこまでは厳しい面もあるかもしれません。
ただこのマッサージの施術を受ければ冷え性の方でも体が温まりじんわり汗をかくようになるのです。
血液の流れが良くなるとどうなるの ?
もういいことづくめです。
副交感神経が刺激されるのでリラックス効果が得られます。
すると全身の筋肉の緊張が取れていき肩こりや腰痛の改善の手助けにもなります。
そしてリラックス効果でストレス解消につながるので
ストレスによる便秘やだるさも軽減されるものと思われます。
顔に使えば血色がよくなり、小顔になれるという効果もあるそうです。
顔は冷えても中々温められない部分ですよね。
そうゆう意味でもホットストーンセラピーはお勧めです。
そしてホットストーンセラピーは自宅でも可能です。
ネットで検索したら「玄武石」を販売しているようなので
一度検索してみてみるのも良いのではないでしょうか。
やり方は
①沸騰したお湯に玄武石を載せて温める。この時に石が滑って壊れないようにタオルを敷いてください。
②手で持てるくらいの熱さになったら取り出してください。
③石は直接皮膚に置かずにタオルや布を敷いてその上においてください。
④後は自己流で足とか手とかお腹とかトリートメントオイルを使ってマッサージして下さい。
熱くなった時にはずらせばいいですし、熱すぎる場合は水でさっと冷やせば大丈夫です。
くれぐれもやけどには注意して下さい。
お手入れは中性洗剤で軽く洗って、日の当たる所に外干しします。
そして時々石に日光浴をさせてあげて下さい。
こうすることで石にパワーが充電されます。
まとめ
今はホットストーンセラピーをしてくれるところも増えています。
これからも増えていくでしょう。
身近でできる新しいエステとして「ホットストーン」を取り入れてみてはいかがでしょうか。
特に冷え性の方には効果があると思います。